宮城県中小企業団体中央会
中小企業団体中央会は、中小企業等協同組合法により設立された団体で公益性の高い特別法人です。各都道府県に一つの中央会と全国中小企業団体中央会により構成され、宮城県中小企業団体中央会(以下、「中央会」とする。)も同法に基づき設立されました。
中央会の最大の目的は中小企業の振興発展を支援することであり、特に複数の企業が連携して組織する「組合」に対する支援に於いて重要な役割を担っています。
我々の社会生活の中では、電気や水道といったライフライン、また、専門の車両で行われる家庭ごみ等の定期的な収集、車にガソリンを給油する際に利用するスタンド、特に雨天の時の買い物の際に便利なアーケードのある商店街等々、全てではありませんが、その維持や運営等の大部分は「組合」やそこに加入している企業が関わっています。
中央会はこうした組合等を会員として、組合という組織を通じて中小企業の経営力の向上、人材の養成、設備の近代化等々、企業経営を取り巻く諸課題等を克服していくための総合的な支援機関(認定経営革新等支援機関)としてその機能を発揮することを使命とし、そのために各種支援事業や調査等の実施に取り組んでいるほか、各業界の方々の意見等も踏まえ必要に応じて国や県などに対する陳情、要望活動等を実施しています。
近年では台風や地震等の自然災害により被害を受ける中小企業が増えておりますが、こうした非常時に於いては会員以外の中小企業も含みグループを主宰・組成し、支援に係る相談希望が寄せられた組合や企業は最後の一社まで取り残さずに、国等の支援施策が確実に行き渡るように支援対応活動に取り組んでいます。
会長のごあいさつ
「中央会の事業について漠然と理解しているつもりだけど具体的にはよくわからない」これが会員の皆様の偽らざる気持ではないでしょうか。実は私も10年ほど前までは理解の薄い会員でした。各種組合のまとめ役、調整役的存在だと思っていました。その認識が一変するのは東日本大震災に見舞われてからです。県内組合の情報網、流通網が寸断され一体何が起こっているのか皆目わからない中で一つの道筋を掲げていただいたのが中央会です。
爾来、中央会の大きな役割の一つは混乱時(経済が停滞したとき)にどれだけ会員のために力を発揮できるか、そこに存在意義があると思います。新型コロナウイルスで多くの中小企業者や組合がダメージを受けている今がまさにその時です。手元資金もおぼつかず第二波の来襲におののき、終息も見通せず、それでも事業を継続しなくてはなりません。これからも様々な困難が予想されますが、中央会はそれを力強く跳ね返す皆様の一助になりたいと願っております。中小企業に希望の灯を掲げられるよう共に歩ませてください。

会長 佐藤 勘三郎
令和2年6月12日(就任)
組織の概要
名称 | 宮城県中小企業団体中央会 |
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代表者 | 会長 佐藤 勘三郎 |
所在地 | 宮城県仙台市青葉区上杉1-14-2 宮城県商工振興センター 1階 |
電話番号 | (022)222-5560(代表) |
設立年月日 | 昭和30年11月24日 |
常勤職員の数 | 31人(2021年4月時点) |
情報公開
本会の情報公開について、次のとおり掲示いたします。(クリックにてPDF文書がダウンロードできます。)